過去帳位牌

過去帳位牌とは普通の位牌より少し厚さのある位牌の中に過去帳が入っている位牌のことで、過去帳の中には約60体分の亡き人の戒名、俗名、没年月日、享年などが書けるようになっていますので、多くの位牌を一つにまとめたい時にとても役に立ちます。

地方の旧家に行きますと、大きな仏壇の中に古い位牌がたくさん並んでいることがありますが、古い位牌というものはそれなりに貫禄があってその家の歴史を感じる大切な宝物になります。

ところがあまりに古い位牌ばかりですと、仏壇の中をお掃除する時に移動させただけで壊れてしまったり、板が抜けてしまったりして、とても恐れ多いので、掃除をすることが怖くなったという方がたくさんおられるのです。

おまけに仏壇の中が位牌で一杯になってしまって、もうこれ以上位牌を入れることが出来なくなってしまったら、本当に困ってしまいます。

こういう時に過去帳位牌がとても役に立ち、多くの位牌が一つにまとめることが出来るのですから、仏壇の中が実にスッキリするのです。

高野山真言宗やすらか庵では古い位牌をお引き取りして閉眼供養して新しい過去帳位牌を作り、出来た位牌を開眼供養して送料込みで10万円という企画を実施しています。

通常はこのようなことをしようと思ったら仏具屋さんとお寺さんに頼む必要があり、料金も数十万円かかってしまいます。

仏壇の中がとてもスッキリ広くなって、掃除もし易くなり、良いことばかりの過去帳位牌、是非ご検討下さいませ。